慶応三年(1867)。
倒幕運動が激化し大政奉還が行われた江戸時代の終焉、混乱の年。 江戸から遠く離れた地、奥羽(秋田)で味噌作りを始めた一人の男がいました。 その男こそ、当社の創業者である初代・高橋茂助でした。 元々その地(現在の秋田県湯沢市岩崎)には、穏やかな川が流れていたことから、 船の往来に適しており、城下町としても栄えていました。
茂助は、美しい水と秋田の豊富な米を使用した味噌作りに没頭していきました。
ここからヤマモ味噌醤油が始まったのです。

 



美しい川は、皆瀬川と呼ばれています。
川には、室町時代から伝わる竜神伝説がありました。
〜昔むかし、皆瀬川には怒れる竜神が棲んでいた。竜神はその地の姫君を見初め、姫君が16歳になった時、その身をさらった。姫君は人の姿を捨て、自らも大蛇と なり、竜神の怒りを鎮め、その地の平和は永久に守られた〜
悲しい伝説の眠るこの川は、今日も穏やかに流れています。







世界大戦が激化する中、秋田にも戦争の暗い影はしっかりと落ちていました。
全国各地が空襲に脅える日々。秋田も例外ではありませんでした。 しかしそんな状況でも醸造の手を止めるわけにはいきません。 戦時下では、軍隊から原料を預かり、軍用の味噌・醤油を作ることもありました。 工場には長い煙突もあり、爆撃の標的になり得る危険な状況が続きましたが、 目立たぬように蔵を黒く塗るなどの工夫をしながら、製造を続けていました。



当社は、創業者・高橋茂助が地元で味噌を作り始め、四代目の時代には商品の全国展開を開始、昭和50年代には、一人暮らしのお年寄りなどに喜ばれるトラックでの直売を始め、今日までの約1世紀半の間、醸造 を続けて来ました。
時代とともに移り変わってきた当社ですが、今も昔も秋田の味噌醤油を心から愛し、 また一人でも多くの方にこの味を知って頂けるよう、製造を続けていきたいと思って おります。

電話による商品のご購入ご相談は0183-73-2902まで。

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